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日本伝統工芸とは

日本伝統工芸とは

日本伝統工芸とは 皆さん、日本伝統工芸と聞いてどのようなコト、モノをイメージしますか?   「伝統」とは、世代を超えて受け継がれてきたものを指します。芸術や産業、しきたり、考え方など様々な分野で伝統があります。「工芸」とは、日常的に使う、使いやすさと美しさを備えたものを作ることを指します。つまり日本伝統工芸とは、日本における長い歴史をもつ暮らしを彩るものや、ものづくりのことです。   私たち和縁が未来に受け継いでいきたいと想っている伝統工芸は、長い間日本の暮らしを支え、豊かにしてきました。しかし、経済が発展した1950年以降、機械化が進み大量生産された製品が広がると同時に、伝統工芸品のような人の手で丁寧に時間をかけてつくられた製品は使われる機会が減ってきました。 私たちは、伝統工芸には機会にはだせない温かみがあり魂が込められた唯一無二の作品だと信じています。高い技術をもつ職人が一つ一つ製品を心を込めて手作りしているからこそ、出せる美しさはまさに我々の社名の一部でもあるアートそのものだと思います。伝統工芸の中でも伝統工芸品として国から指定を受けているものが235品目あります。伝統工芸品として認められる主な条件は、以下の通りです。・生活を楽しくし、心を豊かにするもの・職人により手作りされたもの・100年以上の歴史がある伝統的な技術や技法でつくられたもの・主な材料として伝統的なものを使ってつくられてもの・地域で複数の職人があつまって作られたもの 私たち和縁は、国から指定を受けた伝統的工芸品に留まらず、和文化を世界に発信していきたいと思っています。 【執筆者 K・A】