コンテンツに進む

2024年11月8日 Expat Expo出店します

商品情報にスキップ
1 4

妖怪百鬼夜行「希望と幸運の行進」フラットポーチ

妖怪百鬼夜行「希望と幸運の行進」フラットポーチ

ハルキ 作

妖怪グッズ
価格(税込):
通常価格 ¥5,000(税込)
通常価格 セール価格 ¥5,000(税込)
セール 売り切れ
在庫:

受注販売(注文可能)

詳細を表示する

商品説明

ある村で妖怪たちの行進、百鬼夜行を目撃した太郎が見た「希望と幸運の行進」。
百鬼夜行が、希望と幸運をもたらすポジティブな捉え方を引き出してくれます。このポーチを身につけることで幸運が訪れますように...
古くから日本の文化に根付いてきた妖怪たちの持つ神秘と可能性に満ちた世界をぜひ感じてみてください。

素材

Canvas/Linen
サイズ 幅21cm x 高さ17cm
カラー


百鬼夜行物語「希望と幸運の行進」

昔々、遠く離れた山間の小さな村に、毎年夏の終わりに百鬼夜行が通り過ぎるという伝説がありました。これらの超自然的な存在は、日本の民間伝承において「妖怪」として知られており、村人たちはそれを恐れ、忌み嫌っていました。

ある年、太郎が家に帰ろうとしたとき、すでに夜が訪れていました。その時、彼は偶然にも百鬼夜行に出くわしました。最初、太郎は恐怖で動けなくなりましたが、次第にその神秘的な雰囲気に心を奪われました。

太郎は勇気を奮い起こし、深く妖怪たちにお辞儀をし、「どうか村に幸運をもたらしてください」と真剣に祈りました。すると驚いたことに、妖怪の一人が行列から抜け出し、太郎に近づいて小さな巻物を微笑みながら手渡しました。

「この巻物には村を繁栄させる秘訣が書かれている。君の誠実な心と勇気に感銘を受けたので、これを託す」と妖怪は言いました。そして、妖怪は再び行列に戻り、百鬼夜行は闇の中に消えていきました。

太郎は村に戻り、その巻物を村人たちと共有しました。巻物には、作物を育てる方法や土地を効果的に利用する方法が詳細に書かれていました。村人たちはその指示に従って勤勉に働き、翌年には豊作を享受しました。商人や旅人たちが村を訪れるようになり、村に繁栄をもたらしました。

それ以来、村は毎年、百鬼夜行の時期に感謝の意を表し、妖怪たちを歓迎する祭りを開催するようになりました。太郎が妖怪たちに対して尊敬の念をもって接したことが、恐怖を希望に変えました。太郎が村にもたらした幸運は、世代を超えて語り継がれる伝説となりました。

作家紹介

イラストレーター

ハルキ

人と動物が育む生活デザイン

東京都在住。フリーランス・イラストレーター。

普段は「人と動物が育む生活デザイン」をテーマに活動している。

小さい頃から絵を描くことが好きだったが、本格的に学び始めたのは美大受験のための美術予備校に通い始めた高校二年の春。

そこから、デッサンや色彩構成など、美術の基礎・デザインの基礎を身に着ける。

2023年、フリーランスとして活動し始める。

もともと動物と触れ合うのが好きで、一般的に触れ合える動物から、普通であれば触れ合えないであろう動物と人との日常を描き始める。

活動を通して、「動物の表情が豊かで面白い」「色彩がきれい」「見てて、心が穏やかになる」など、様々な人に認知してもらえるようになる。

そこから、絵本の作画、PR広告など、仕事としても形になるようになる。

わたしと浮世絵との出会いは、月岡芳年『大日本名将鑑 足利義満公』の作品を見た時だった。

高校生の時に初めて目にし、わたしは、その繊細な描写と、それとは対照的なインパクトのある色味に衝撃を受けた。

そこから、浮世絵の虜になった。葛飾北斎の空間の捉え方、歌川国芳のアイディア力とそれを「面白い」と誰にでも思わせる描き方、そして、月岡芳年の大胆な色の構成。その他にも、浮世絵は古くからの伝承や、英雄伝、身近な出来事まで、ジャンルも様々だ。

その中でも、今回わたしは「妖怪」をテーマに選んだ。

過去の浮世絵師たちもほとんどの人間がこのジャンルを通ってきたのではないだろうか。

そんな偉大な先人たちの表現を参考にし、わたしなりのやり方で世界観を作り上げてみた。あなたの心の琴線に少しでも触れられれば幸いである。

 

ハルキの作品一覧へ