イラストレーター
ハルキ
人と動物が育む生活デザイン
東京都在住。フリーランス・イラストレーター。
普段は「人と動物が育む生活デザイン」をテーマに活動している。
小さい頃から絵を描くことが好きだったが、本格的に学び始めたのは美大受験のための美術予備校に通い始めた高校二年の春。
そこから、デッサンや色彩構成など、美術の基礎・デザインの基礎を身に着ける。
2023年、フリーランスとして活動し始める。
もともと動物と触れ合うのが好きで、一般的に触れ合える動物から、普通であれば触れ合えないであろう動物と人との日常を描き始める。
活動を通して、「動物の表情が豊かで面白い」「色彩がきれい」「見てて、心が穏やかになる」など、様々な人に認知してもらえるようになる。
そこから、絵本の作画、PR広告など、仕事としても形になるようになる。
わたしと浮世絵との出会いは、月岡芳年『大日本名将鑑 足利義満公』の作品を見た時だった。
高校生の時に初めて目にし、わたしは、その繊細な描写と、それとは対照的なインパクトのある色味に衝撃を受けた。
そこから、浮世絵の虜になった。葛飾北斎の空間の捉え方、歌川国芳のアイディア力とそれを「面白い」と誰にでも思わせる描き方、そして、月岡芳年の大胆な色の構成。その他にも、浮世絵は古くからの伝承や、英雄伝、身近な出来事まで、ジャンルも様々だ。
その中でも、今回わたしは「妖怪」をテーマに選んだ。
過去の浮世絵師たちもほとんどの人間がこのジャンルを通ってきたのではないだろうか。
そんな偉大な先人たちの表現を参考にし、わたしなりのやり方で世界観を作り上げてみた。あなたの心の琴線に少しでも触れられれば幸いである。
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